石鹸に癒されたことはありますか?泡のテクスチャー、香りのきめ細やかさ。それがあるレベルを超えた時、石鹸は癒しのグッズへと変わります。今回はjiwajiwaさんが提供する3つの石鹸を使ってみた体験記をお届けします。
奈良の植物を使った入浴剤「お風呂のハーブ」で有名なjiwajiwaさん。僕が石鹸好きということもあって、今回は同ブランドが提供する3種類の石鹸を比較しながら使ってみました。「奈良吉野ひのき石鹸」「奥大和ゆず石鹸」「なら吉野葛石鹸」の三姉妹です。
これらの石鹸はメルセデス・ベンツのノベルティとしても採用されている高級石鹸です。10gのお試しサイズを3つ購入しました。
一つ目にご紹介したいのは、「なら吉野葛石鹸」です。この子は、石鹸三姉妹の中でも最もフワフワ感を感じられる石鹸です。石鹸を手に取って水道水を含ませながら手もみします。すると、綿の実がはじけるかのように、泡のフワフワがボワッと広がるんです。
ちょっと手に取っただけで自然な泡が立ち、やわらかいその泡で手が包まれます。また、葛が入っているからなのか、そこにはトロトロっとした感覚もあります。フワフワだけでなく、泡がトロトロと伸びて優しくまとわりつく感覚。完全無添加ということもあって、不自然な泡立ちはありません。・・・文章がちょっと宣伝っぽいですね。ですが、本サイトは奈良の薬草や薬膳を勝手に宣伝するサイトですので、どうぞご理解ください(笑)。
フワフワの毛布に包まれて寝るときって幸せですよね?そのような包まれる快感がこの子の特徴です。ボワッ、フワフワ、トロトロ。最高です。※感じ方には個人差があります
続いて、「奈良吉野ひのき石鹸」と「奥大和ゆず石鹸」をご紹介したいのですが、使い始めの頃はこの2種の石鹸の香りに違いが感じられませんでした。柑橘系の橘と、檜の香りは明らかに違うはずなのに。僕は鼻の感度が低いのか?
その変化は1週間後に訪れました。香水で言うところのトップノート、すなわちはじめに立ち上る香りが落ち着いたときに、「奥大和ゆず石鹸」のほうはハッキリと、フレッシュながら少しスモーキーな橘の香りの石鹸へと成長したのです。
こちらも十分にフワフワな石鹸であるため、特に洗顔の時に幸せを感じられます。手で泡立てて、手の温かさで少し香り立った柑橘系のアロマ。顔がそれらの全てに包まれる幸福。最高です。
成長した「奈良吉野ひのき石鹸」は、はっきりとした檜の香りの石鹸となりました。少し尖った香りであるため、さっぱりしたい気分の時に使っています。サトタケの会社は完全にリモートワークであるため、ずっと自宅のソファの上で仕事(with ノートPC)をしていて、「もうあかん」ってなった時の心強い味方です。最高。
この石鹸三姉妹は、コールドプロセスという方法で製造されているそうです。香りは高温になると飛んでなくなってしまうもの。しかし、この石鹸は低い温度のまま製造されているので香りの機微が残ったまま製品化されるのですね。
この三姉妹を比較するだけでは客観的な評価が出来ないと思ったので、タイに出張に行った時に買ってきた石鹸と比較しました。もちろんそちらも素敵な香りなのですが、この三姉妹に比べるとフレッシュさが失われた香り。また、泡立ちも三姉妹のほうが圧倒的にフワフワでした。これらもコールドプロセスのなせる技なのかな?
三姉妹のみなさん、少し角が丸まってきましたが、まだまだこれからです。手を洗ったり、顔を洗ったり、体を洗ったり。石鹸三姉妹による癒しの時間、楽しんでいきたいと思います。